PWC2023シーズンのチャンピオンは誰の手に!?
第13回PWCスーパーファイナル間もなくスタート!
Title Photo: Kiyoshi Nariyama
第13回PWCスーパーファイナルが、3月5日~16日までの12日間にわたってブラジルのバイショ・グアンドゥで開催される。
バイショ・グアンドゥでは、これまでPWC、そしてPWCスーパーファイナルが複数回開催されてきた。フライト確率の高さだけでなく、おおむね2~3m/sのサーマルで比較的穏やかによく飛べる好条件に恵まれることが多いということで、パイロットの間でも人気の高いエリアだ。
3月のブラジルは夏の盛りで、バイショ・グアンドゥの最高気温は連日30℃を超える。今年はエルニーニョの年ということで例年にも増して厳しい暑さが続いているとのこと。加えて湿度の高さが不快指数を上げるが、その湿気が強いサーマルもマイルドにしてくれる一因でもある。
バイショ・グアンドゥで撮影された、PWCのプロモーション動画
昨年のディフェンディングチャンピオンであるオノラン・アマール、コンスタンス・メッテタル、昨年の世界選手権チャンピオンのマキシム・ピノをはじめ、世界のトップ選手が集結する今大会。気になるのは、往年のレジェンドパイロット、ロビー・ウィットルがワイルドカードで出場権を得てエントリーしていることだ。過去15年以上パラグライダーの競技からは遠ざかっていたと思われるが、カイト開発の傍ら、風が弱い日はパラグライダーで飛んでいるとも語っていた彼が、一体どんな飛びを見せてくれるのか楽しみだ。
日本人選手にエールを送ろう!
日本からは、岩﨑拓夫、平木啓子、吉川朋子の3選手が参戦する。バイショ・グアンドゥは岩盤スレスレをフルアクセルで飛ぶようなエリアではないため、日本人パイロットにとっても比較的飛びやすいエリアと言える。
地球の裏側で戦う彼らがその実力を存分に発揮できるよう、大きなエールを送ろうではないか!
SNSに書き込まれるコメントには、選手は大会期間中は特に励まされ、大いに心強く感じるもの。応援コメントは、参加選手のFacebookプロフィールページからどうぞ!
平木啓子
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フライト歴26年、ホームエリアはソラトピアです。移籍後初の大会ですので、是非とも成績を残したいと思ってはおりますが、まずは安全第一に、そして久しぶりのブラジルの空を思う存分楽しみたいと思います。
日本からの応援、よろしくお願いします!
吉川朋子
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フライト歴4半世紀+α年にして初めてのスーパーファイナルでドキドキしていますが、しっかりレースに参加している飛びができるように、精一杯がんばります。
目標は表彰台に立つことです。応援よろしくお願いいたします!
岩﨑拓夫
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前回大会のスーパーファイナルは、途中リタイヤみたいになってしまってかなり悔しかった。ということもあり、前回よりもはるかに気合が入っています。
大会が近づくにつれ、世界のレベルで勝つための挑戦が出来ることが嬉しく思えてワクワクしています。楽しみつつも進化して帰って来ることが出来ればと思っています。